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ホタルの嫁入りの黒幕は母親?
まずはじめに、沙都子誘拐事件の黒幕が誰なのかをご紹介していきたいと思います。
ホタルの嫁入りに登場する人物の中で、一番黒幕ではないかと思われる可能性の高かったのが、沙都子の義理の母親です。
沙都子の本当の母親では無く、義理の母親であり、沙都子が誘拐される前から桐ヶ谷家で紗都子の事を「家のお荷物」と呼び、紗都子を疎ましく思っているのは明らかでした。
第26話で、三枝が紗都子の元を訪れた際に手にしていた依頼書は紗都子の義理の母親が紗都子を傷物にしてほしいと書かれたものでした。
その場に居合わせた康太郎は、三枝が嘘をついている可能性もあると指摘しますが、沙都子は三枝に一言「私の事をなんと呼んでいましたか?」と尋ねて確信を得ます。
三枝は、沙都子が桐ヶ谷家で義理の母親からなんと呼ばれていたかを知るはずないのに「家のお荷物」と言っていたと紗都子に告げたからです。
さらに、三枝が手にしていた依頼書が書かれた紙は、桐ヶ谷家御用達の紙で書かれており、光に透かすと薄く桐の紋が入っていることも紗都子が信じた理由でした。
それともう一つ、三枝が手にしていた封筒も桐ヶ谷家御用達のものであったため、沙都子は義理の母が企てたと康太郎にも断言します
後妻である母親は、沙都子を邪魔者扱いしていた節が序盤からあったため、多くの方が薄々黒幕なのではないかと感じていたのかもしれません。
次項では、母親が黒幕となった動機などについても詳しく考察していきます。
ホタルの嫁入りの紗都子の母親の動機はなぜ?
沙都子の母親の動機は何だったのかを詳しく考察していきましょう。
後妻である紗都子の母親は、自分に連れ子の美和子もいるため、持病持ちの紗都子の存在が邪魔だったと考えられます。
沙都子の実家は由緒正しい家であった為、後継者争いも母親は視野に入れており、沙都子が傷物になれば桐ヶ谷家では使い物にならないと企んだのかもしれません。
沙都子の父は、早くに母を亡くし持病を持っている紗都子の事をとても気にかけていました。
なので、父の身に何かあった時、財産などを紗都子に残したいと考えるのではないかと思われるため、義理の母親にとって紗都子は消しておきたい存在だったのでしょう。
そのため、沙都子を襲わせて紗都子が傷物になり、由緒正しい嫁ぎ先が見つからない事態や不慮の事故として命を落とせば自分に利があると踏んだのが動機です。
沙都子は持病もあり長く命は持たなかったかもしれませんが、父が紗都子に婿を取らせた場合、母親たちに財産などが分与されない可能性もあります。
そのことから、確実に紗都子を消したいと考えた結果、沙都子を誘拐させたのかもしれません。
ホタルの嫁入りの黒幕に紗都子の母と父が関係してるのかも徹底考察
次に、沙都子の父が紗都子誘拐事件の黒幕に関係しているのかも考察していきたいと思います!
沙都子の父親は、早くに母を亡くし、持病を持った実の娘である紗都子の事をとても大切に思っていました。
実際に、沙都子が誘拐された後も紗都子の事をずっと気にかけていました。
そんな父親が、沙都子に危害を加えようとしている義理の母親の行動を全く知らなかったとは言い難いです。
さらに、実家にいた時に紗都子が母親からどのような扱いを受けていたのかも知っていた可能性があります。
そのため、沙都子を間接的に自由にさせてあげるため、母親が起こした誘拐時間を黙認していた可能性もありますよね。
一か八かで紗都子は命を落としていた可能性もありますが、元々持病を抱えていた紗都子をこれ以上桐ヶ谷家の事でも苦しめたくないと考えての行動だったともとらえられます。
でなければ、権力も地位もある父親が大事な娘をみすみす誘拐されるような事にはならないのではないでしょうか。
ホタルの嫁入りの黒幕に関連してる人物①三枝
進平が育った天女島のヤクザである三枝は、元々黒幕である紗都子の義理の母親に依頼を受けて紗都子を追っていました。
天女島を牛耳るヤクザであるこは、誘拐や人殺しには名が通っているとも取れるので、疑わしいと思っていた方は多いと思います。
天女島内でも、たびたび進平と紗都子を追っていた三枝ですが、第26話である条件を飲めば紗都子と進平側に付くと言ってきます。
これまで、沙都子の母親からの依頼を達成するため紗都子を進平を追っていましたが、さまざまな誤算が生じ自分にとって紗都子の母親に付くのはリスクが多いと考えたからです。
当初の依頼で、沙都子を誘拐し傷物にする予定だったところを進平と恋に落ちたことから紗都子に傷をつけることが難しくなりました。
そうすると、依頼主である紗都子の母親が依頼を失敗した事で三枝を消しに来る可能性があります。
であれば、沙都子と進平に付いた方が自分に利があると踏んでの行動だったのかもしれません。
ホタルの嫁入りの黒幕に関連してる人物②美和子
沙都子の義理の母親の娘である美和子は、母親の計画に加担している可能性が大いにあります。
桐ヶ谷家で紗都子と暮らしていた時から、沙都子の事を妬んでいた為、美和子的には紗都子がいなくなるのは自分にとって都合がいい事だからです。
さらに、美和子は欲深い性格をしているため、沙都子がいなくなることで自分にメリットがあると考えていると思われます。
そのため、自分の母親が企てた紗都子の誘拐事件に関与している可能性は高いです。
また、美和子は容姿は端麗ですが昔から稽古をさぼったり遊んでばかりいた為、紗都子から「容姿以外は下の下」と言われていました。
沙都子にちょっかいを出しては、沙都子から負かされていた為、沙都子の事を面白くないと長年思っていたはずです。
さらに、自分の母親も同じことを考えていたとなれば間接的であっても関わっていることはあると予想されます。