小学館の電子コミックス配信サイトである「マンガワン」で連載が行われている人気女性向け漫画「ホタルの嫁入り」。
その最新話である30話が、2024年の2月12日に公開されています！
長らく桐ケ谷家で疎まれてきた令嬢「紗都子」が、自らと契約結婚をした殺し屋「進平」を相手に何を想うのかを主体として、物語が展開しますね。
今回は、そんな紗都子が自分の気持ちにようやく気付くという重要なシーンが含まれる最新話、ホタルの嫁入り30話をネタバレを含めて解説します。
紗都子が気づいた自分の気持ちとはどのようなものなのかを、ネタバレを絡めつつ詳しく説明していきます。
また、前の話である29話時点ではどのような考察がされていたのかも合わせて載せていきますので、ホタルの嫁入りのネタバレが気になる人はチェックしてみてください！
Contents
ホタルの嫁入り最新話30話ネタバレ！
ホタルの嫁入り30話は2024年の2月12日に初めて公開され、以降はマンガワンにてライフを消費すれば閲覧ができます。
第29話では、進平と紗都子が互いに想いを伝える方法を用いて、その距離を一気に縮めていく様が描かれていました。
どこかじれったくも甘ったるい展開を経て、30話ではどのような物語が繰り広げられていくのでしょうか。
そんな30話の物語ネタバレの前に、まずは前話である29話の物語と、その29話時点で囁かれていた考察を改めて見てみましょう。
進平からの告白を、紗都子はどう思っているのか、彼らを応援しているように見える「朝霧」の裏には何があるのか。
改めてこれらの情報についてや、考察を詳しくチェックしてみてください。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話考察：29話のあらすじ
ホタルの嫁入り第29話では、前回28話で頼まれていた「朝霧」のお使いから帰った進平と紗都子の描写から始まります。
お使いのついでにと言わんばかりに、問屋街に繰り出し、買い物や見物を楽しんだ進平と紗都子。
名残惜しそうにする進平をなだめ、紗都子は遊郭へ戻って、お使いの品を朝霧に渡しました。
彼との「逢瀬」を楽しんだものの、未だ気持ちをうまく表現できない紗都子は、朝霧に促され、気持ちを伝えるための手紙を書くことにします。
そんな彼女の気持ちがたっぷりと詰められた手紙を受け取り、読んだ進平は彼女から手紙を貰ったことや、その中身を「嬉しかった」と素直に伝えるのです。
そして、そのお返しにと、進平も自らの気持ちを詰め込んだ手紙を渡し、互いの気持ちを改めて確かめ合うことになりました。
そんな気持ちの交流を経て、進平は改めて紗都子への愛を確かめ、結婚への意志を、紗都子もすっかりと彼の人柄に惚れ込み、愛してしまったことを確かめるのです。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話考察：沙都子は進平を受け入れる？
ホタルの嫁入り29話では、進平が改めて紗都子への愛を語り、彼女との結婚の意志を露にするシーンがありました。
そして、それを受けて、紗都子も進平を愛したこと、進平のことをもっと深く知りたいという欲求を持ったことも描写されています。
契約結婚から始まり、徐々にその距離を詰めた2人ですが、紗都子は進平の愛を受け入れ、彼と本当に結婚しようと思うのでしょうか。
これに関しては間違いなく「はい」と言えるでしょう。
しかし、現状紗都子と進平の間には身分の差を始めとした多くの問題と壁が存在しており、今すぐに気持ちを受け入れて結婚というわけにはいきません。
そのため、この答えに関しては、直近の漫画内では間違いなくはぐらかされる可能性が高いと考えられますね。
しかし、最終的には紗都子と進平の間にある問題は全て取り払われ、紗都子は進平の想いを受け入れて幸せになれると予測されます。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話考察：朝霧の本当の狙いは？
ホタルの嫁入りの第26話でその姿が描かれ、27話から本格的に物語に登場した、「いせ吉」一番人気の遊女「朝霧」。
進平と紗都子の仲を応援するような素振りを見せつつ、底の知れない雰囲気を醸し出す彼女ですが、その真意とはどこにあるのでしょうか。
朝霧は自由を好み、「決まった男の嫁になることは不自由」として、見受け話も全て断ってきたような女です。
そんな彼女が紗都子に会って話をした途端、条件付きとはいえ掌を返して三枝の見受け話を考えてもいいと言ったのです。
このことから、恐らく朝霧はその境遇が紗都子や進平に似ているところがあり、それが原因で外に出ることや長く生きることが絶望的なのではないかと考えられます。
自分は最早手遅れで、人並みの幸せを諦めて退廃的な幸福に浸るしかないが、自由を諦めない紗都子や、愛を知った進平には幸せになってほしいと願っているのではないでしょうか。
その意志の強さを確かめるため、回りくどい課題という形で、進平と紗都子の距離を縮めつつ、彼女たちを後押ししようとしているのではないかと考えられるのです。
【ホタルの嫁入り30話ネタバレ】紗都子が自分の気持ちに気づく？
ホタルの嫁入りの最新前話である29話にて、紗都子は進平へ恋心を抱いていることを自覚することになりました。
進平の腕の中に納められた紗都子は、人が通りかかったところで素っ気なく彼を引き離しますが、実は酷く胸が高鳴っていたことを独白。
しかし、自らが進平に抱いた気持ちが本当に「恋心」なのだとしても、紗都子と進平の間には多数の壁や障害があることには間違いありません。
桐ケ谷家の令嬢として生まれたこと、抱えた病のこと、胸の内にある夢のこと、かつて聞いた父の願い。
それら全てが紗都子にのしかかり、彼女は「思いが通じてもその先はどうするのか」と途方に暮れるのみです。
全てを捨てて、諦めて、進平と共にどこかへ行くという選択を選ぶこともできない紗都子はどうなるのか。
30話では、そんな紗都子が進平や康太郎、朝霧たちとどう関わり、どうなっていくのかを描いていました。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話確定：進平を意識する沙都子
ホタルの嫁入り30話では、29話で進平への恋心を自覚した紗都子の様子が詳しく描かれています。
それまでは進平の距離の近さや、彼の一挙手一投足、そして言葉にドキッとすることはあっても、そこまで意識することはありませんでした。
しかし、改めて恋心があると感じた紗都子は、いつも通りにできず、思わず進平に対して素っ気ない態度を取ってしまうのです。
目を合わせず、彼をまるで無視するように行動し、姿を見れば逃げるようにしていくのです。
その心の乱れは朝霧にも完全に見抜かれており「気もそぞろだ」と課題を受けさせては貰えぬほどですね。
当然、その変化は進平にもしっかりと伝わっているようで、朝霧から無理矢理課題を貰った進平もそれに言及。
平常心を保とうとして不自然なことになっている紗都子に対し「俺のこと避けてない？」と問いかけています。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話確定：康太郎に打ち明ける沙都子
進平への気持ちがどうしようもなくなったけれど、自らにのしかかるものを諦めきれない紗都子。
1人ではその考えをまとめられず、どうしようもなくなった彼女は、最も信頼のおける人物にそれを相談することに決めました。
その相手こそが、紗都子の護衛にして幼馴染、かつ彼女に対して淡い恋心を抱く青年「康太郎」であったのです。
どこか不穏な空気を感じ、相談を打ち切ろうとする康太郎ですが、その態度が紗都子の告白を促してしまったと言ってもいいでしょう。
紗都子は思わず「私、進平さんを好きになってしまったの！」と康太郎に対し打ち明けます。
瞬間、康太郎のまとう空気が大幅に変わったことは、作中でも描写された通りです。
薄々感じていたことを改めて表明され、康太郎は使命感と嫉妬に駆られていくことになりました。
ホタルの嫁入りのネタバレ30話確定：沙都子の想いを聞いた康太郎は？
康太郎にとっては聞きたくもない告白を受けた後、まだ言い訳のように言葉を連ねる紗都子に対し、康太郎は冷たく「桐ケ谷家を捨てるのか」と問いかけます。
この気持ちを抱いたまま誰かに嫁ぐことはできないから、他の方法で家の力になる方法はないかと告げる紗都子を、バッサリと「そんなものはない」と切り捨てる康太郎。
そして、彼女の気持ちを「助けられて勘違いしている」「ただの殺し屋に絆されている」「一時の感情に流されないでくれ」と否定しました。
しかし紗都子はその言葉を受けて尚、「あの人と離れることは考えられない」と引き下がることはありません。
そんな紗都子の態度に業を煮やした康太郎は、とうとう進平を殺すと発言し、行動を開始しました。
彼の行動を「許さない」と止める紗都子でしたが、康太郎の意志は固く、彼女と進平を引き離すために遊女屋を出ると言い出すのです。
冷徹で強固な意志を含んだ表情を紗都子に向け「今後二度と進平とは会わせない」と決意を新たにするのでした。
まとめ
小学館の漫画配信アプリにて大人気連載中の恋愛漫画「ホタルの嫁入り」の最新話30話が2024年2月12日に公開されています。
この30話では、29話にて自分の気持ちを自覚してしまった紗都子の様子が詳しく描写されています。
そして、ラストにはかなり不穏と言ってもよい展開が待ち受けており、紗都子の周囲ではまた何かが起こることが伺えますね。
今回はそんなホタルの嫁入りの最新話30話を詳細にネタバレ解説していきました。
紗都子が自分の気持ちに気づいたことで、進平や康太郎、そして朝霧にどんな影響を及ぼすのかを説明しています。
前回29話のネタバレや、考察なども合わせて載せていっているので、ホタルの嫁入りの内容を振り返りに活用してください。