漫画配信サイト「めちゃコミック」にて連載中の大人気女性漫画「オークの樹の下」。
吃音に悩む内気な公爵令嬢・マクシミリアンを娶り、情熱的な愛を注ぎ続ける騎士・リフタンはとても素敵な男性ですよね。
しかし、リフタンはドラゴン討伐を果たしソードマスターの称号を得た英雄であり、アナトールの領主という事以外は未だ明らかになっていません。
リフタンがマクシミリアンを溺愛する様子を見る限り、元々二人は幼少期からの知り合いだったのではと思ってしまいますよね！
この記事では、そんな「オークの樹の下」のヒーロー・リフタンの幼少期や謎に包まれた過去、そして正体について探っていこうと思います。
リフタンの正体や過去が気になってたまらないという方は、是非最後までチェックされてみてくださいね。
Contents
オークの樹の下のリフタンの正体は何者？
「オークの樹の下」にて、妻となったマクシミリアンを溺愛する夫・リフタン。
いつも自信がなくオドオドしているマクシミリアンに、時には感情をむき出しにしながらも一途な愛を注ぎ続ける姿にキュンとしてしまいます。
現在日本語版の漫画は第53話まで配信されていますが、リフタンはアナトールの領主であり、民からも家臣からも慕われている騎士という事以外は何も明かされていませんよね。
マクシミリアンを一途に愛し、男らしく包み込むリフタンとは一体何者なのでしょうか。
今回は、そんな謎に包まれたリフタンの正体について徹底的に調査！
オークの樹の下：リフタンはどんな領主？
リフタンは18歳の頃、騎士爵を授けられたと同時にアナトールの領主に。
領主となった当時は領民も少なく、アナトールの周辺には多数の魔物が生息しており荒れ果てていました。
しかし、リフタンが城壁を一から築き、城を徹底的に補修した事で住環境も改善。
さらに魔物の侵略に対し万全に対策した事で、今では領民の数も3倍近く増加しています。
その激しい気性から家臣からは恐れられる事も多いですが、領民思いの良い領主のようですね。
家臣との会話の端々からも、リフタンが皆に慕われている様子も伝わりました！
オークの樹の下：リフタンのマクシミリアンに対する思い
結婚初夜にマクシミリアンの貞操を奪い、その翌日からドラゴン討伐へと出かけたリフタン。
見事討伐を終え帰還したものの、リフタンとマクシミリアンは3年もの間顔を合わす事もありませんでした。
いくら命令とはいえ、結婚したばかりの妻を3年間も放置するなんて酷すぎますよね・・・。
その非情な行いから結婚当初は鬼畜な男かと思われていましたが、英雄となって帰って来たリフタンは、マクシミリアンに一途な愛を注ぎ続けます。
マクシミリアンは吃音が原因で実父・クロイソ公爵から酷い虐待を受けており、自信がなく卑屈な性格。
しかし、マクシミリアンが虐待されていたという事実を知らないリフタンは、彼女に不自由をさせないようクロイソ城にいた時と同じ待遇で迎えようとします。
マクシミリアンを美しいドレスや宝石で着飾り、たくさんのプレゼントを贈る様子からも深い愛情が伺えますね。
リフタンの愛情に最初は戸惑っていたマクシミリアンが、彼のおかげで自信を取り戻していく様子に心が温かくなりました。
しかし、今のところリフタンが何故ここまでマクシミリアンを溺愛しているのか理由が分かりません。
ただ単にマクシミリアンが可愛いからという訳ではなさそうですが、どんな理由が隠されているのでしょうか。
ここからは、リフタンがマクシミリアンを溺愛する理由について解説していきたいと思います。
オークの樹の下のリフタンの過去・幼少期についても解説
「オークの樹の下」は韓国発のロマンス小説「Under the Oak Tree」が原作で、コミカライズ版は役170国で配信され、累計1億回も読まれている大人気作品です。
日本語版は2023年12月から配信開始となりましたが、配信1ヵ月で1000万ダウンロード超えするなど大きな話題となりました。
現在日本語版はシーズン2が連載中で、最新話は第53話となります。
リフタンの過去が分かるのは彼の視点で物語が進んでいく”外伝”となるため、漫画版で読めるのはまだまだ先となりそうですね！
韓国語版の漫画はシーズン3が完結したところで、リフタンの過去には触れられていません。
こちらでは、原作小説からリフタンの過去について調べてみました。
オークの樹の下：英雄リフタンは農民の子だった？
元々リフタンは農民の子で、幼少期は母と義父の3人で暮らしていましたが、家庭環境は決して良好ではありませんでした。
やがてリフタンは生活費を稼ぐため、マクシミリアンが住むクロイソ城近くの鍛冶屋で働く事に。
どんなに働いても大した賃金を得られず心が荒む中、リフタンの唯一の楽しみは、飼い犬と一緒にいるマクシミリアンを観察する事でした。
飼い犬を抱きしめるマクシミリアンを見て、同じような境遇なのではと思い始めるリフタン。
きっとマクシミリアンは当時からクロイソ公爵に虐げられており、辛い幼少期を過ごしていたのでしょう。
同じように辛い暮らしを強いられていたリフタンにとって、マクシミリアンの存在が生きる糧となっていたようですね。
ある日、クロイソ領の領地に侵入した下級魔物によって、マクシミリアンの飼い犬が殺される事件が発生します。
当時クロイソ城の関係者は誰一人マクシミリアンの側におらず、唯一居合わせたリフタンが下級魔物を倒し彼女を救う事に。
これが二人の最初の接点となりますが、リフタン12歳、マクシミリアン6歳の頃の事でした。
オークの樹の下：リフタンとマクシミリアンは友達だった？
怪我が治ったマクシミリアンは、リフタンが働く鍛冶屋に向かうと、助けてくれたお礼にと花冠をプレゼント。
気になっていた女の子から花冠を贈られた事で、リフタンは完全にマクシミリアンの虜となったようですね。
リフタンの一目惚れ状態だったと考えられますが、マクシミリアンの存在は当時の彼にとって癒しをくれる唯一無二の存在だったように思えます。
しかし、二人のささやかな幸せは長く続かず、リフタンの母が自死を選んだ事で運命が一変。
リフタンはクロイソでの辛い生活に見切りをつけ、領地を抜け出すと傭兵として働き始めます。
魔法使い・ルースともこの頃に出会っており、辛い傭兵時代にも彼が魔法で見せてくれる”マクシミリアンの幻想”で癒しを得ていたようです。
漫画版ではマクシミリアンがリフタンに支えられているように見えますが、幼少期から振り返ってみると立場が逆のように思えてきますね。
実はリフタンの方がマクシミリアンに支えられており、かなり昔から依存していたのではないでしょうか。
その後騎士として頭角を現したリフタンは、マクシミリアンを手に入れるために過酷な戦いに挑んでいきます。
原作小説を読むとリフタンの愛の重さに驚いてしまいますが、漫画版でどのように表現していくのか楽しみです！
まとめ
漫画配信サイト「めちゃコミック」で配信中の「オークの樹の下」に登場する、主人公マクシミリアンの夫・リフタンの過去や正体についてご紹介しました。
強く逞しいリフタンの幼少期やその正体を知ると、簡単には語れないマクシミリアンとの関係性に驚かされますね。
「オークの樹の下」漫画版では明らかになっていないリフタンの過去や幼少期について、少しでも知っていただけると嬉しいです。
漫画版ではまだまだ先になりそうですが、リフタンの過去がどう描かれるのか気になります。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました！